悪質タックルで思い浮かべた「ミリオンダラー・ベイビー」

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 だが好事魔多し。リングには卑怯な敵がいる。ビリーは日大選手のように背後からマギーを破壊。3人の夢は砕け散り、マギーは人生を奪われた。後半は安楽死がテーマになる。実は重い映画だ。

 日本人は「スポーツマンはさわやか」とお題目を唱えるが、それは希望的妄想に過ぎない。亀田興毅は弟に「相手の目にヒジを入れろ」と囁き、カヌーの選手はライバルに薬物を飲ませた。柔道の金メダリストは準強姦で有罪になったし、かつては「毒入りオレンジ騒動」が起きた。

 スポーツ界は任侠と同じ。「俺の目を見ろ、何にも言うな」と破壊命令を下されたら選手は逆らえない。だからパワハラが横行する。レスリングのパワハラ問題で伊調馨を「ぶっきらぼう」と評した至学館大学の谷岡郁子学長は今回のアメフト問題をどう考えているだろうか。
 (森田健司)

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