著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

AKB総選挙は人気低下 全国のアイドルグループでW杯を提案

公開日: 更新日:

 今回の総選挙で2位になった須田亜香里が、そのスピーチで「世間は私たちが思っている以上に、興味ない」と語り、本人たちにもその自覚があるということがわかった。そもそも、AKBグループは、あの秋元康氏がプロデュースして、爆発的に拡大していったアイドル集団で、毎年のように新しい企画を打ち出して飽きさせないようにしてうまくやってきた。秋元氏のことだから、今後また、違った路線などを見せてくれることは期待できる。

■全グループに参加呼びかける

 実は、僕なりに考えた大きな打開策がある。いま、世の中はサッカー・ワールドカップ(W杯)の話題でもちきりだ。同じようにAKB総選挙も、ワールドカップをやったらいかがだろうか。

 AKBやSKE48、NMB48などにとどまらず、同じ秋元プロデュースの乃木坂46、欅坂46のほか、あの、モーニング娘。や、ハロプロのアイドルグループ、いや、全国に存在するご当地アイドルや地下アイドル、果ては韓国やアジアの同様のグループをエントリー制で参加を呼びかける。一定期間のうちにCDを発売して、そのCDに投票券をつけて総選挙を行えば、すべてのアイドルの人気順位が明らかになるし、CDもあらゆるファンが買うことで、音楽業界の活性化も見込める。

 CDが売れない時代といわれて久しい中、ひとつの起爆剤になるのでは……、とひとり思っているのだが。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」