「何年やってもバッティングは難しい」 衣笠祥雄さんの“鉄人講座”は深夜に及んだ
長嶋清幸氏による「ツッパリ野球人生」(第19回=2008年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。
当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。
広島で活躍した鉄人こと衣笠祥雄氏について語られた、長嶋清幸氏による「ツッパリ野球人生」(第19回=2008年)を一挙再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
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衣笠(祥雄)さんはキャンプ中、“部屋子”のボクに説教したり、あれこれ用事を頼むことは一切ありません。そればかりか、「オレに気を使うなよ。マメも疲れているんだから」とも言ってくれます。
とはいえ、18年目を迎えた大先輩より先に寝床に入るほど無神経ではありません。衣笠さんがキャンプ休日などに外出し、宿舎へ戻るのがいくら遅くなっても、部屋の電気をつけて必ず起きて待っています。
赤ら顔で帰ってくる衣笠さんのセリフは決まっています。


















