今春センバツから導入「DH制」は現状“投手有利” 出場校監督・部長が明かすナマの声
「1番・DHってアレ(ドジャース大谷)じゃんって(笑)。今大会から導入されて、まさか自分が、という思いでした」
こう話したのは帝京(東京)の安藤丈二(3年)。19日の沖縄尚学(沖縄)との開幕戦に、「1番・DH」として出場した。
今大会から高校野球でも採用された指名打者制度(DH)。「打つ専門」のポジションの導入を現場はどう見ているのか。
「投手にとって追い風です」と話すのが、智弁学園の小坂監督だ。
「一般的に『春のセンバツは投手中心の守備力、夏の選手権は打撃力』が試合を分けるといいますし、実際にその通りでしょう。しかし、DH制の導入でそれも変わってくると思います。特に投手の準備の仕方が変わります。DHを使えば、ベンチで打撃の準備をする必要がなく、投げることだけに集中できる。走者に出てしまうと、疲労もたまりますからね。DH制の採用で今後は好投手がより力を発揮できるようになるでしょう」
今大会の1回戦でDH制を取り入れたのは32校中26校。大谷らを輩出した花巻東(岩手)の佐々木監督のように、「ウチは二刀流ができる子にはさせたい」と、採用しなかった学校もある。


















