脚本家ジェームス三木さん 旧満州時代の写真はたったの1枚

公開日: 更新日:

 脚本家、小説家、エッセイスト……、作家になる前は歌手でもあったジェームス三木さん。そのルーツを初公開!

 この写真は、僕が国民学校(小学校)入学直前の1941(昭和16)年に旧満州国の奉天市内(現瀋陽市)で撮った山下家一族の記念写真です。

 僕の本名は山下清泉。35(昭和10)年に国民学校の教師だった父母の間に現地で生まれた長男です。きょうだいは5人いたんだけど、次男、三男は幼くして亡くなり、四男は敗戦直前の45(昭和20)年5月生まれ。5番目は唯一の女の子で日本に引き揚げてから生まれたものの、食糧事情の悪さなどで幼児の時に亡くなっています。四男は8年前に亡くなったから、今やきょうだいで生き残っているのは僕だけになりました。

 当時の写真はこれと他にもう1枚しかありません。現地でもっと写真は撮ってるはずだけど、敗戦後の引き揚げの際に全部捨てたんです。途中でソ連兵(当時)や中国共産党の八路軍(当時)に写真が見つかり、トラブルに巻き込まれるのを防ぐためだったと思う。だから、これは今となっては僕のルーツがわかる大切な写真です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    パンデミックが起きても慌てない 今から始める備蓄リスト

  2. 2

    東出の実母が関係修復に尽力 姑の泣き落としに杏の反応は

  3. 3

    「桜」新疑惑 昭恵夫人私的ビジネス出資者を30人以上招待

  4. 4

    中居正広「気持ち尊重」発言の意味…退所の真相はリストラ

  5. 5

    厚労省が政権に忖度か 感染者急増の北海道で“検査妨害”

  6. 6

    板野友美“匂わせ”NY一人旅?反射したガラスに男の姿が…

  7. 7

    長瀬智也退所報道で浮上…ジャニーズが抱える2021年問題

  8. 8

    新型コロナ騒動を口実に泥船から逃げ出す安倍ヨイショ連中

  9. 9

    世界で“コロナ”と指さされる日本人と問題だらけの政府対応

  10. 10

    少なすぎる新型コロナ検査数…安倍政権“陽性隠し”の言い訳

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る