干されていた元SMAP3人は年末年始特番で出番が増えるのか

公開日: 更新日:

 この時期、各テレビ局では年末年始の特別番組の企画が固まり、制作部門のプロデューサーやディレクターはキャスティングや収録に忙しいが、今年はとくに頭の痛い問題があるという。働き方改革で、スタッフたちの作業時間に制約があるだけでなく、政府の公正取引委員会の目を気にしなければならないのだ。

 公取委は8月に、「芸能事務所が独立したタレントを使わないようにテレビ局に圧力をかけるのは独占禁止法違反」という指針を提示したが、使わないテレビ局も、持ちつ持たれつの関係とみられているからである。

 具体的には、SMAPの稲垣吾郎草彅剛香取慎吾ジャニーズ事務所をやめた後、地上波テレビのレギュラー番組が、次々になくなったことを問題視していて、“改善”がみられないようなら、次はテレビ局がやり玉に挙がるのは必至だ。

「お役所の政府が、芸能界やテレビのことがわかるのかとナメていたら大間違いです。専門の研究員がいて、関係者を呼んで事情聴取をするんです。この年末年始に、相変わらず元SMAP3人の出演がまったくないようなら、注意を受けるかもしれませんね」(テレビ番組制作会社幹部)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲