著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

宮迫博之の救済に見る明石家さんまの「三方一両得」思考

公開日: 更新日:

 あの明石家さんま(64)が、ついに動いた。

 何の話かというと、闇営業問題で謹慎中の雨上がり決死隊宮迫博之(49)の復帰に向けて、「みんなで一緒にオフホワイトからブラックに、そして白紙に戻った男を囲む会」という集まりを主催するという。テレビ局や芸能、お笑い関係者らに招待状が発送されているそうで、これをきっかけに宮迫は復帰に一歩踏み出すことになる。

 この話を耳にして、「ああ」と思ったのが、さんまは「三方一両損」ではなく、「三方一両得」の人なんだなぁということだ。その昔、あるゴシップでさんまを取材しようと、深夜の生出演が予定されていた関西のラジオ局を張り込んで待ったことがあった。さんまは放送時間ぎりぎりに局に到着、僕ら取材クルーを見て「アカン、もう番組が始まる」と言うので、僕が「歩きながらでも一言だけ」と質問すると、なんと本人、立ち止まって「あ、それはちゃうねん~」と話し始めた。

 その立ち話の最中に番組はスタート。局のロビーに生放送の番組が流れ、アナウンサーが「さんまさんが遅れています」とつないでいた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態