“押尾問題”でお蔵入り「やまとなでしこ」復活のウラ事情

公開日: 更新日:

 女優の松嶋菜々子(46)が主演し、代表作となったフジテレビ系月9ドラマ「やまとなでしこ」が7月6日と13日、「20周年特別編」として放送されることになった。

 松嶋演じる玉の輿を狙うキャビンアテンダントと、彼女に恋をして職業を偽った堤真一(55)演じる相手役のラブコメディーだが、これまで“お蔵入り作品”だと思われていた。

「主要キャストのひとりだった元俳優の押尾学が、09年に保護責任者遺棄致死容疑などで逮捕・起訴され実刑判決をくらって服役し刑期を終えた。現在の各テレビ局のコンプライアンス的には刑期を終えたとはいえ、出演シーンは流せず、再放送は難しいと思われていました」(テレビ誌記者)

 しかし、今回の放送は2週にわたってのダイジェスト版のため「特別編」とされているが、この“特別”が各局にとっての“抜け道”になりそうだという。

「コロナ禍でドラマの撮影がストップしたため、TBS系では4月5日から3週連続で阿部寛主演の『下町ロケット』の特別総集編を放送。同ドラマでは、昨年、強制性交罪で逮捕・起訴され、同12月に懲役5年の実刑判決を受けるも、即日控訴した新井浩文被告がそれなりの役割を果たしていた。しかし、放送では新井被告のシーンは当然のようにカットされ見事な編集だった」(テレビ関係者)

 “お蔵入り”ドラマの復活はファンには朗報だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償