松岡茉優 初主演「カネ恋」好発進も気の毒な“3つのハンデ”

公開日: 更新日:

 松岡茉優(25)主演の「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系=火曜夜10時)が15日にスタート。今年、同枠で尻上がりに数字を伸ばした「恋はつづくよどこまでも」「私の家政夫ナギサさん」に続くラブコメだ。

「共演の三浦春馬さんが撮影中に亡くなって、一時は“お蔵入り”の話もありましたが、予定されていた全8話を4話に短縮して放送に踏み切りました。出演者、制作者、視聴者、それぞれいろいろな思いを抱えながらの放送で、そこに“数字”など全く意味がないのですが、世帯視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)はこの枠としても上々の発進です」(TBS関係者)

 その「カネ恋」は、2019年の同枠で放送された「凪のお暇」で脚本を担当した大島里美氏のオリジナル作品で、松岡演じる“清貧女子”と、三浦さん演じる“浪費男子”の〈正反対の価値観を持つ2人の“じれキュン”ラブコメディ〉(番組公式HP)。

 ネット上では、やはりというか〈三浦さんがキュートすぎて胸を締めつけられる〉〈どんな思いであの明るい役を演じていたのか〉などと三浦さんに関するコメントが多く、「主演の松岡さんと事務所関係者にとっても複雑な思いでしょう」(前出のTBS関係者)。

 松岡は2017年公開の映画「勝手にふるえてろ」で日本アカデミー賞の優秀主演女優賞、翌2018年の「万引き家族」で同優秀助演女優賞を受賞するなど、その演技力に評価が高いが、意外にも民放GP帯の連続ドラマは「カネ恋」が初主演。それだけに気合も入っていたというが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー