上野樹里「監察医 朝顔」は難解ドラマ 複雑に絡む要素とは

公開日: 更新日:

 11月2日に第2シーズンがスタートした上野樹里(34)主演の「監察医 朝顔」(フジテレビ=月曜夜9時)。30分拡大の初回の世帯視聴率は13.8%と、好発進を見せた(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 東日本大震災で母親が行方不明になった法医学者の朝顔(上野)が、悲痛な体験を胸に、刑事の父(時任三郎)と共に遺体から事件の真実を解明していくヒューマンドラマ。月9では初となる、来年春までの2クール連続放送となる。

「前作の織田裕二主演『SUITS/スーツ』第2シーズンが、初回11%台から第2話以降は7~8%台と苦戦。その後だけに『朝顔』も放送直前までピリピリした空気がありましたが、上々の数字に関係者は胸を撫で下ろしています」(テレビ誌記者)

 放送直後のネット上には〈冒頭から泣いちゃいました〉〈朝顔の家族がとてもいい〉などと絶賛する声がある一方、〈月曜から話が重すぎる〉〈1話完結の事件部分の作りが雑〉などと否定的な意見も散見。評価は真っ二つに分かれた。

「このドラマは難しい構成に挑んでいる。見る側の立場や視点によって評価が変わるのは制作側も織り込み済みだと思います」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗