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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニー氏逝去で歯車が…不祥事に退所者続出の異常事態

公開日: 更新日:

ジャニーズのルーツ編(23)

 かつてジャニーズのスキャンダルといえば熱愛ぐらいだった。事務所も「別れさせる」などと厳しく規制することで大きな問題なく通り過ぎていった。今は熱愛など当たり前。規律も緩和しているが、更なる悩みが生まれている。不祥事である。

 特に顕著になり始めたのが2000年代。主な事件だけでも、2001年にSMAPの稲垣吾郎が道路交通法違反と公務執行妨害で逮捕された(後に不起訴処分)。

 05年はNEWSの内博貴が未成年で飲酒。謹慎処分を受け実家のある大阪に戻り自粛していた。07年には光GENJIの赤坂晃が覚醒剤取締法違反の現行犯逮捕。09年には草彅剛の深夜の公園での公然わいせつ事件もあった。交通違反や事故などは日常茶飯事だった。それでもジャニーズに忖度するメディアで報道は拡散せず、世間の記憶はほとんどない。

「90年代後半から活躍したSMAP人気がジャニーズブームを再点火させた。ポスト木村拓哉を目指して志望者も増え、事務所も多くのジュニアを採った。ジャニー氏が面談して判断する時間もなくなり、写真などで判断。本来のジャニーズタレントらしい影が薄れ出し、多く採用するために今までのジャニーズにいないタイプもいる。人が増えると才能ある優秀な子もいれば、やんちゃな子も出てくる。タレントの管理も必然的に甘くなれば、野放しになり、誘惑に負け事件を起こす。根本的に大人になる前の少年ですからね」(音楽関係者)

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