著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニー氏逝去で歯車が…不祥事に退所者続出の異常事態

公開日: 更新日:

 晩年、ジャニー氏は知人に「最近、うちの子が同じように見える」と言っていたという。そのジャニー氏が育成途中で逝去。

 200人を超すジュニアの指導を引き継いだのが滝沢秀明副社長だった。前途洋々が一転、多難を思わすかのようにさまざまな難題が起きている。中居正広らの退所者に不祥事を起こすジュニアたち。滝沢に実権が代わった昨年も、Snow Manの岩本照はラブホで未成年者を含めた合コンをしていたことが発覚。美少年の佐藤龍我は1歳年上の19歳の女優とお泊まり報道。2人とも自粛処分を受けた。

 さらにコロナ禍で自粛期間中の4月、手越祐也が深夜まで複数で飲酒。8月も山下智久は未成年の女性も含めた深夜の飲み会が発覚。2人とも一定期間の自粛を命じられたが、活動再開前に自ら退所するという前代未聞の事態。新旧いろいろな芸能プロがあるが、短期間にタレントがこれほど問題を起こすことなどない。はたから見ても事務所内の歯車が狂いだしているようだ。

 処分の最終決断は藤島ジュリー景子社長が下しても、滝沢にとっても頭の痛い問題だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ