著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

小宮悦子は2度の離婚で大ダメージ負う…泥沼の不倫裁判も

公開日: 更新日:

 1980年代、女性フリーキャスターの草分け的な存在だった田丸美寿々は、自身のスキャンダルでも注目を集めた。

 家庭のあるジャーナリストのM氏と不倫成就で結婚。一時は夫と共に米国に渡り1年留学。スキルアップして帰国後も報道番組のキャスターに就任。公私とも順調だった。

 結婚3年目のある日、田丸が突然、家を飛び出し、後日、弁護士から夫に離婚届が郵送されてきた。

 M氏はメディアに携わる人間。取材に応じた。「彼女の一方的なもの」と事情を説明した。最後には「自分が偉いと、のぼせ上がるんじゃない」と非難した。夫婦関係が壊れた瞬間だった。直接、交流のない人でも同じメディアにいる人の取材はしにくいものと痛感したが、取材される立場になってもM氏は堂々と応じた。不思議な思いだった。

 前代未聞の離婚劇は田丸のダメージにつながり、仕事は徐々に減り、テレビの一線から姿を消した。

 テレビ朝日系「ニュースステーション」で久米宏とコンビを組んだ小宮悦子。番組人気に比例して人気も上昇。「えっちゃん」の愛称で茶の間に親しまれた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発