著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

小宮悦子は2度の離婚で大ダメージ負う…泥沼の不倫裁判も

公開日: 更新日:

 結婚は早く、テレ朝入社3年目に高校時代のバンド仲間で広告代理店勤務男性と結婚していた。小宮は夫婦の形を「ダブルインカム・ノーキッズ(共働き・子供をつくらない)」と表現。共鳴する若者も多くいた。小宮株は上がる一方だったが、予想もしない事態が発覚する。

 番組スタッフの男性宅にお泊まりして朝帰りする小宮を写真誌がスクープ。「あの、えっちゃんが~」と衝撃が走った。後追いする側は小宮の言葉が欲しい。世田谷にある自宅を直撃したことがある。定時の番組を持つ人はタイムスケジュールが分かりやすく、直撃しやすい。夕方前に自宅から出てきた。ほとんどスッピンだった。直撃に驚いた様子だったが、小宮スマイルは欠かさず、丁重にノーコメントとした後、迎えのタクシーに乗り込んだ。

 夫の同僚から話を聞けたが、「かなり憔悴している」という言葉だけで、危機は伝わってきた。結婚生活は6年で破綻した。

 離婚から6年。小宮は番組制作のディレクターと社内恋愛で再婚した。10歳年下の彼は「一生添い遂げたい」とコメントを出していたのだが、今度は夫の不倫が週刊誌で発覚した。相手の女性は番組のタイムキーパーで人妻。ダブル不倫だった。女性の夫が慰謝料を求める裁判を起こし泥沼化した。因果応報。小宮もスキャンダルの渦中となり、ダメージを負う。最終的に2度も離婚。12年の結婚生活にピリオドを打った。結婚中に小宮が建てたといわれた2億円の豪邸だけが残った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情