二田一比古
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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

7月クールは朝ドラ女優の面目躍如 なぜ民放はNHKの“おさがり”起用ばかりなのか

公開日: 更新日:

 最近、活躍が目覚ましい伊藤沙莉も朝ドラのオーディションの合格組だ。有村架純主演の「ひよっこ」に庶民的な米屋の娘役に起用され、「本当にいそうな子」とあまりの適役ぶりが話題になり飛躍につながった。伊藤は子役時代から鍛えた演技力で汚れ役もこなす。「将来が楽しみ」と演劇界からも注目される逸材となった。

「本来、ドラマも映画も役に合った俳優をキャスティングするべきもの。NHKは、この当たり前をオーディションでやっているだけ。民放ドラマも今後は適役な俳優を選ぶケースが増えてくると思う。いや、しなければならない」(ドラマ関係者)

 朝ドラで「いいね」と思った女優が民放で活躍する。必然的に若手女優は朝ドラを目指す。

 放送中の「おかえりモネ」にも、後に民放ドラマで活躍する女優がきっといる。

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