著者のコラム一覧
コトブキツカサ映画パーソナリティー

1973年、静岡県生まれ。映画パーソナリティー&映画心理カウンセラー。有働由美子、マツコ・デラックスと同じナチュラルエイトに所属。ハリウッドのエピソードから心理まで多角的に作品を網羅。水道橋博士も信頼を寄せる映画専門家。

宮迫博之様には「フードラック!食運」を 食が人を引き寄せ、運を引き寄せる

公開日: 更新日:

 お笑いだけでなく役者としても大活躍していた宮迫博之氏ですが、「オフホワイト」発言辺りから風向きが変わり、ヤミ営業問題でYouTuberに転身。ところがトップYouTuberのヒカル氏と共同経営しようとした焼き肉屋「牛宮城」から同氏が完全撤退。1億円の出資がパーになり、苦境に立たされています。

 そんな宮迫博之氏に今回処方する映画は「フード・ラック!食運」です。芸能界一の焼き肉通であるダチョウ倶楽部の寺門ジモン氏の初監督映画です。一見、ただの焼き肉情報の濃い作品かと勘違いされがちですが、なぜその焼き肉屋が繁盛するのかを物語として描いています。ライターの良人(EXILE・NAOTO)と編集者の静香(土屋太鳳)が取材を受けてくれる焼き肉屋を探す中、「お肉は人をつなげる」というセリフが劇中に出てきます。本作は「食が人を引き寄せ、食が運を引き寄せる」という要素が随所にちりばめられており、結局、全ての商売は関わり合う人たちの信用を得ることだと分かるはず。若手芸人の兄貴的存在で慕われていたはずの宮迫氏ですが、最近ではかつての後輩から当時の残念な思い出ばかりが漏れ伝わっています。

 咀嚼音が最高の効果音となって物語を盛り上げている同作を見て、自らの“食運”を上げ、近日開店予定の焼き肉屋「牛宮城」をぜひ成功させてほしいと思います。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも