仲野太賀の「松尾諭」役が大絶賛！ 父・中野英雄の“コワモテ感”ゼロも「やはり親子」

仲野太賀（Ｃ）日刊ゲンダイ

　俳優の仲野太賀（29）が大絶賛だ。NHKのBSプレミアムで放送、ディズニープラスで配信中の連ドラ「拾われた男」で主演している。

　顔を見れば「あの俳優さんね」とすぐに分かる名脇役・松尾諭（46）が自らの波瀾万丈の半生を描いた同名エッセーが原作。ドラマのために10キロ増量したという仲野は、ネット上でも〈松尾さんにしか見えない〉などと大ウケだ。

「松尾さん本人が冗談めかして〈嫉妬している〉なんてつぶやくほど、太賀クンの演技は好評ですね。父親の中野英雄さんは映画やVシネでコワモテ役という印象が強いですが、太賀クンはどこにでもいそうな、やぼったいけど憎めない非モテ男を演じさせたら若手じゃピカイチ。演技とは思えないところに、逆に凄みすら感じます」（ドラマ制作会社関係者）

■父・英雄を全国区にした「愛という名のもとに」のチョロ役

　確かに、父・英雄のようなオラオラ感はゼロだが、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「むしろ血は争えないなあと思いますけどね」と話す。