サンリオが「VIVANT」とのコラボ突然中止の波紋…急拡大するライセンス戦略と「みんななかよく」の間
「ハローキティ」で知られるサンリオが、人気ドラマ「VIVANT」(TBS系)とのコラボレーションの中止を29日に発表した件の波紋が広がっている。
「VIVANT」をめぐっては、劇中に登場する中国の架空のスパイ組織「シンシー」の工作員たちが、日本の「別班」員たちに過激な拷問をする描写などに対し、中国メディアから「特定の国を敵視している」などと批判の声があがっていた。
これについてTBSの龍宝正峰社長は28日、「ご意見は真摯に受け止めている」とした上で、「作品は完全なフィクションのエンターテインメント作品」だとして、「国家間の対立をあおり、暴力を容認する立場には一切ない」と説明していた。
「エンタメと政治をリンクさせる中国のメディア戦略でしょう」とさる中国メディア関係者はいうが、背景には、「VIVANT」とサンリオの“ウィン・ウィンの関係”もあったようだ。キー局ドラマ関係者の話。
「『VIVANT』は、1話で1億円以上かかる制作費を背景に、積極的なタイアップ戦略を展開しています。第1シーズンでも、NewDaysの『VIVANT 赤飯おこわ』から、ロケ地の島根県奥出雲の『乃木家の家紋入りクッキー』まで、様々なタイアップ商品が登場しましたが、第2シーズンに入ると、湖池屋『VIVANTポテトチップス 乃木ののり塩』から、神戸屋の『別パン』、SEIKO『VIVANTオリジナルウォッチ』まで、飲食品、アパレル、玩具、時計、雑貨、旅行、運輸まで、タイアップはあらゆる業界に広がり、関連企画は、第1シーズンの4〜5倍規模になっています」


















