犬の飼育が高齢者の認知機能と寿命に好影響? 日本の研究報告
犬や猫などの動物を飼うことは、人の身体的な活動量の維持やメンタルヘルスの向上など、さまざまな健康上のメリットが知られています。
とりわけ高齢者においては、犬を飼育することで、加齢に伴う虚弱状態(フレイル)や介護が必要な状態を先送りできる可能性も報告されていました。また、犬を飼っている高齢者では、認知機能が維持されやすく、健全な加齢を促す可能性も指摘されていました。
そのような中、犬を飼育することと、認知症の発症リスクの関連性を検討した研究論文が、公衆衛生に関する国際誌の電子版に、2026年7月22日付で掲載されました。
日本で行われたこの研究では、東京都大田区に在住している65~84歳の1万1224人が対象となりました。研究参加者は、16年時点における犬の飼育状況に応じて、「現在飼育中」「過去に飼育」「飼育経験なし」の3グループに分類され、認知症や死亡との関連性が解析されています。なお、研究結果に影響し得る年齢、性別、飲酒や喫煙状況などの要因について、統計的に補正を行って解析されました。


















