NYは「全米トップクラスの長寿都市」だった…意外なその秘密とは?
アメリカ最大の経済都市、世界有数の観光地、エンタメの中心地。ニューヨークには様々な顔がありますが、実は「全米トップクラスの長寿都市」でもあることをご存知でしょうか。
ニューヨーク市保健局が発表した暫定統計によると、2024年の市民の平均寿命は過去最高の83.2歳を記録しました。同年の全米平均は79歳ですから、なんと4.2年も長生きなのです。
ネズミが走る古い地下鉄駅、お世辞にも清潔とは言えない歩道、せわしなくストレスが多そうな毎日など、この街は一見健康や長寿とは無縁に見えます。そんな都市の寿命がなぜ全米平均を上回っているのでしょうか?
その秘密は、ニューヨークという都市の構造と、強力な公衆衛生政策にあります。最大の要因は、日々の圧倒的な歩行量です。高密度に設計されたニューヨークは、通勤、地下鉄の乗り換え、買い物など、とにかく歩くことになります。その結果1日の平均歩数は7000歩で、堂々の全米1位です。
また、アメリカの大半が車社会なのに比べ、ニューヨークはどこに行くにも歩いたり地下鉄の方が早いこともしばしば。しかも駐車料金や車の維持費も高いため、車を持たない人が多数派です。そのため、普通に暮らしているだけで無意識に運動量が増え、肥満や心臓病のリスクを劇的に抑えています。


















