競歩・池田向希が潔白を証明! ロス五輪へ歩き続ける姿を心待ちにしている人たちはいる
先週末、巨人・松井秀喜監督就任のサプライズが新聞の1面を飾った。大事なニュースが運動面でしぼんだのは残念だ。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)が競歩の池田向希(旭化成)の競技復帰を認める決定を下した。東京五輪の銀メダリスト、日本の先頭を走って(歩いて)きた28歳は昨年、血液ドーピング疑義で資格停止4年間の暫定処分を科されていた。
血液ドーピングについては以前も書いた。いまの日本でやるはずのない古典的手法が疑われたのは、トップ選手に課せられる生体パスポート。監視機関(AIU)が提供された数値から一様に判断を下してCASの調停に委ねる。問題をはらむ仕組みは、スポーツが広範に普及し競争が激しさを増す現実でもある。
400メートルハードルの豊田将樹(富士通)も調停で嫌疑を晴らしたが、調停には国際弁護士など莫大な費用がかかり暫定処分中の活動は禁止。旭化成は池田を信じ、池田はサポートを信じ黙々と単独練習を続けていた。ロス五輪への道が開け、聞くところでは記録を狙える状態だという。


















