旅好きに刺さる!観光本最新特集(3)観光眼がマニアな新感覚京都街案内
「新・都名所図会」魚谷繁礼、森田一弥、塚本由晴編著
単調な生活に埋もれて、心が渇きそうになったら、旅に出てみよう。インスタ映えする場所でなくても、自身の心が動くならそこはすでに旅先だ。今回は、東京人の東京観光、観光列車、添乗員視点の大人旅、マニアックな京都街案内の4冊をご紹介する。
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「新・都名所図会」魚谷繁礼、森田一弥、塚本由晴編著
京都の街中にたたずむ、なぜこのような姿になったのかと思わせる違和感のある場所。本書は、京都府立大学森田研究室と京都工芸繊維大学魚谷研究室+KYOTO Design Lab、都市観察の塚本由晴氏がチームとなって、現地を調査し、資料を調べ、成り立ちを理解した上で、テキストを起こし、写真を撮って、さらにその魅力をドローイングで表現。地形、水、遊興地、町家、ほこらなど、テーマ別に章を分けつつ、83の不思議な京都の街を見せる。
平安京があった昔から保津川開削による渡月橋の架け替え、建築基準法、モータリゼーション、インバウンドなど、これまでの出来事がどのように京都を変えていったのか。十字架の形をしたマンション、塞がれた参道、建物と一体化した地蔵など、単なる名所めぐりでは気づきにくい街の足跡がここにある。
(学芸出版社 3300円)


















