著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

唐田えりか、渡部建、伊藤健太郎も…芸能界で「不祥事からの復帰」までは数年単位が“普通”

公開日: 更新日:

 “モー娘。”時代からつんく♂に「10年に1人の逸材」といわれたボーカリスト。ママさん女優やタレントはいても、ポップス系歌手は松田聖子浜崎あゆみぐらいしかいない。ゴマキも続くことができるか、正念場を迎える。

 こうして見ると不祥事などを起こしてからの復帰までは今や数年単位。順調に復帰はできても、真の復帰は元の地位に戻ること。ここから先が本当の戦いになる。

■一方で復帰を待ち望まれる芸能人も

 一方で復帰を待ち望まれていながら、いまだにかなわないのが中森明菜だ。体調不良を理由に活動休止・再開を繰り返し、18年以降は休止状態に。「このまま引退か」といわれていたなか、今年8月、個人事務所の立ち上げと同時に、公式ツイッターも開始した。メディアも即座に反応。「紅白で復帰」の報道が並んだが、あくまでも希望的な観測。

 案の定、先月発表された紅白の出場メンバーに明菜の名前はなかった。残されたのは特別枠での出場だが、それも難しいという見方が大半を占める。

 復帰待望論は沢尻エリカもしかり。3年前に麻薬所持で逮捕。執行猶予付きの有罪判決を受けた。来年2月の執行猶予明けを待って活動を再開するとみられている。それぞれの復活劇が印象に残った年だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発