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コトブキツカサ映画パーソナリティー

1973年、静岡県生まれ。映画パーソナリティー&映画心理カウンセラー。有働由美子、マツコ・デラックスと同じナチュラルエイトに所属。ハリウッドのエピソードから心理まで多角的に作品を網羅。水道橋博士も信頼を寄せる映画専門家。

ジュリー藤島様には「女帝 エンペラー」を…「この世で一番恐ろしいのは人の心だ」を噛みしめて

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 7日のジャニーズ事務所の記者会見で社長を引責辞任したジュリー藤島氏。6歳で芸能界デビュー、「3年B組金八先生」などに出演し、上智大学卒業後にフジテレビに入社、その後ジャニーズ事務所入りという“親の七光”のままに人生を謳歌してきたように思われます。

 そんなジュリー氏に今回処方したい映画は、アジアを代表する女優のチャン・ツィイー主演の「女帝 エンペラー」です。この作品は古代中国の宮廷が舞台の歴史映画なのですが、主人公ワンが周りの環境の変化に戸惑いながら王妃として行動する物語。自分の意思とは関係なく“時代”に翻弄されるワンですが、王妃としての大いなる責任も伴います。劇中で、「この世で一番恐ろしいのは人の心だ」というセリフが出てきますが、恐怖と悲しみの末の行動次第で人生は大きく変わります。責任ある地位の者が判断を誤ると向かう先は地獄。ワンの人生を俯瞰で見て、ジュリー氏には今後の社会的対応を判断していただきたいと思います。

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