旧ジャニタレは年末正月特番で一斉復活!ギャラ大幅ダウンも「検証番組」でミソギは済んだ

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 日本テレビ系は31日夕方から、「笑って年越し!THE 笑(ワラ)晦日」を10時間ぶっ通しで放送する。「東野幸治ナインティナインが豪華ゲストとともに伝説のお笑い番組を振り返る」とうたっているので、ゲストにジャニーズ系が次々と登場するのかもしれない。正月にはTOKIOの「ザ!鉄腕!DASH!!」、村上信五の「月曜から夜ふかし」のスペシャルなどもある。

 テレビ朝日系は「ザワつく!大晦日」の6時間特番だが、すでに後藤久美子をゲストに収録は終わっていて、今からジャニタレを割り込ませるのは難しそう。ただ、正月の「芸能人格付けチェック」やスポーツバラエティーには、ジャニ系グループが出演するのが恒例だ。

 今年は年越しの「ジャニーズカウントダウンライブ」を放送しないフジテレビ系だが、正月の木村拓哉の「さんタク」、二宮和也の「二宮ん家」スペシャルは例年通り。TBS系の音楽特番「CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル!」には、ジャニ系グループが例年以上に出演するのだろう。

旧ジャニーズたちはいま、テレビ局にとって非常に使いやすい歌手・タレントになったんです。これまでは法外な出演料を吹っ掛けられ、番組の演出に口を挟まれても、受け入れるしかなかったわけですが、様変わりして、完全に“買い手市場”です。あるプロデューサーは『向こうから使ってくれと言ってくる』と話し、そんな足元を見られてギャラも大幅に切り下げられているようです。これからは、ギャラが安くて、そこそこの視聴率を持っている“お値段以上”のジャニタレしか生き残れないでしょう」(前出の編集デスク)

 年末正月番組が最後のひと花になる元ジャニーズ系は少なくなさそうだ。

(コラムニスト・海原かみな)

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