山﨑賢人評は「ゴールデンカムイ」で一転 主演作「陰陽師0」も控え“映画館ジャック”まだまだ続く

公開日: 更新日:

 ところが杉元役は山﨑。キャスト発表があった当時は《また山﨑賢人?》《なんでもかんでも山﨑賢人でいいだろっていうのやめて》なんてネガティブなコメントもあったものだ。

「山﨑さんでは《線が細すぎる》という原作ファンが多かったようです。でも、ふたを開けてみると、山﨑さんの杉元を批判する声はほぼ聞こえてきません。それどころか《山﨑賢人ってやっぱりすごいよ》《ちゃんと杉元だった!》などと、山﨑さんの俳優としての力量をこの映画で改めて感じたという褒めコメントが多い」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏。

《原作への愛とリスペクトを感じる》《すべてにおいて再現度が高く、続編がいまから楽しみ》などなど、実写映画「ゴールデンカムイ」そのものの評判がたいそう高い。おのずと主演の山﨑にも好意的な声が増えているようだ。

 前出のエリザベス松本氏は「少女漫画に出てくるような端正なルックスで、早くから人気が出た山﨑さん。ですが、演技には《棒読み》という厳しい批判も根強くありました。けれど『ゴールデンカムイ』では棒読みとは全然感じませんでしたし、懸念された《線の細さ》もまったく気にならなかった。むしろ『キングダム』よりハマっている気も……続編を待つ人が多いのは、山﨑さんの演技に納得している証拠でしょう」と話す。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する