著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

負けん気と強靭な精神力で走り続け 太川陽介が切り開いた「ガチ」路線

公開日: 更新日:

 高校2年生の頃、桜田淳子主演の映画「スプーン一杯の幸せ」の相手役オーディションに応募したが、締め切りが過ぎており選外に。そんな応募者が複数いたため、落選者を含め敗者復活戦をすることになった。そのとき、サンミュージックの創業者・相澤秀禎が「10年に1人の逸材」と感じ、スカウトすることになったのだ。

 しかし、太川の父は丹後ちりめんの卸販売会社の社長。息子に会社を継がせようと思っていたため、芸能界入りには反対だった。事務所の人が実家に着いたのは、太川がまだ学校にいる時間帯。両親はすぐに「お帰りください」と電車の切符を渡した。そのとき、太川が息を切らしながら帰ってきた。

「お父さんが勝手に断るんじゃないかと胸騒ぎがして走って戻ってきた」(朝日新聞出版「週刊朝日」2016年8月19日号)と。

 1977年からは「レッツゴーヤング」(NHK)に、番組内ユニット「サンデーズ」の一員や司会者として約9年間出演し、番組の顔となった。その後は、俳優業にシフトチェンジするが、次第に活躍の場は舞台が中心となっていった。そうした中で突然、バス旅のオファーが届いたのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”