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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

芸能人に定年はないが、高齢と共に失言が増えれば「引退」コールが高まる

公開日: 更新日:

「西の上沼恵美子・東の和田アキ子」と評された。タレントとして上り詰めるほど歌手の肩書は薄れ、「テレビで歌っているのを見たことない」という若者も珍しくなかった。世間の風潮を察してか、和田は自身の番組でコンサート情報を告知するなど、歌手への強いこだわりを見せていた。“ボイメン”とコラボするなどの策も、ヒットにつながらなかった。

 同じ時期にデビューした松任谷由実や高橋真梨子はブレずに歌手活動を続けている。事務所の後輩ですでに独立している石川さゆりも演歌一筋。女優の世界でも90歳で映画に主演した草笛光子、映画女優を貫く吉永小百合。芸能界は「その道一筋」が高く評価され、「いつまでも続けて」とファンは願うもの。

 タレントは高齢と共に失言が増えれば「引退」コールが高まる。芸能界に定年はない。続けるか辞めるかは本人に委ねられる。

 米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相も世論に押されるように身を引く決断をしたが──。

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