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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

スタート社を退所するKAT-TUN亀梨和也は一般企業で言えば係長・課長クラスの“中堅社員”

公開日: 更新日:

山下智久にも水をあけられた感

 在籍期間27年の亀梨が所属する“KAT-TUN”は6人のうち3人はトラブルも含めすでに退所。メンバーの名字の頭文字から取ったグループ名の半分がいなくなっても、「ファンのために」3人で続けてきたが、実質、個人活動が主だった。そんな中、昨年1月、元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜と結婚した中丸雄一が8月に女子大生との不倫(?)が発覚。今年の1月まで謹慎していた。

「グループが正常に動き“嵐”のように人気があれば、個人活動にもいい影響を与えるが、グループは開店休業状態では張り合いもなくなる」と亀梨に同情する声もある。

 亀梨が目指す俳優活動も思うようにいっていない。独立した岡田准一は大河主演の実績もあり、映画を中心に主役を張る。二宮和也も数々の代表作でキャリアを積み、俳優としての評価も高い。

 亀梨と期間限定でユニットを組み「青春アミーゴ」がヒットした山下智久も20年に独立。NHK「正直不動産」シリーズに主演。代表作になった。

 周りの人間からすっかり水をあけられた感もある亀梨。俳優としてキャリアは積んできたが、亀梨には「〇〇」と思いつく作品が浮かばない。

「いい作品に恵まれない」という言葉をよく耳にするが、「結果論」と芸能関係者はこう話す。

「事務所の営業で仕事を取ってくるか、営業しなくともオファーが舞い込むか、中堅俳優の分かれ道。今の亀梨はどんな役が合うのかぼやけている。まだ営業の余地が残っている」

 まだマネジャーの力を必要としている亀梨に、今の事務所はその手間をかける余裕はないのかもしれない。

 一方、オーディション形式で話題を呼んだ新生“timelesz”に続き、所属ジュニアの再編成が公式サイトで発表された。“美 少年”や“少年忍者”のメンバーだった子をシャッフル。新たに3グループが誕生した。誰がどこに所属しているのかパズルのようでもあるが、新事務所になり一番の課題が現在、関西を含め約200人在籍しているジュニアをどうデビューさせるかにあった。

「デビューが先にありきで、グループの特徴などビジョンがまだ見えてこない」(音楽関係者)

 ジュニアのことで頭がいっぱいの事務所に亀梨が見切りをつけるのは自然なことだったかもしれない。

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