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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。2012年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。現在、名古屋芸術大学客員教授として文学や漫画理論の講義を担当。

「時代とFUCKした男」加納典明(11) 犬、馬、熊…みな担当を持つ中、ぶらぶら好きなことをやった

公開日: 更新日:

※ヒゲさんと純子さんとヒロ子さん:ヒゲさんは畑正憲の実弟で主にヒグマの世話をしていた。内地から押しかけてアシスタントとして王国の住人となったヒロ子さんはキタキツネの担当、純子さんは犬の担当。

加納「あ、いたいた。よく知ってんね」

増田「僕、当時、小学校時代、畑さんの本ずっと読んでたんで当時の王国のこと詳しいんです。そういう人たちの関係っていうのはどうだったんですか」

加納「彼たちはいわゆるスタッフで、犬の面倒見る人とか、馬の面倒見る人とか、ヒグマの面倒見る人とか。ヒグマの方においちゃんがーーおいちゃんって、弟さん。そういうふうに担当が決まってて、その中でそれぞれの人が仕事をやってたっていうことだね。俺は別に何をやれとか一切言われなかったから。それこそ1人ぶらぶら好きなことやってたよ」

増田「今あげたような人たち以外には、まだ当時はそんなたくさんの人はおられなかったんですね」

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