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本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

「宮崎哲弥さんさえいれば番組が回る」その理由を目の当たりにした一幕

公開日: 更新日:

 本番が終わり、喫茶コーナーで談笑していると携帯が鳴り「12時に伺えばよろしいですね、じゃあ明日よろしくお願いします」と聞こえました。戻ってきた宮崎さんに「えらい改まって、彼女ちゃいまっか?」と出演者がちゃちゃを入れると「ならいいんですけどね、小泉さんとお昼食べなきゃいけないんですよ」「キョンキョン?」「それならうれしいけど、小泉総理です」「今の小泉さんからの電話?」「秘書官の飯島さんからです」「小泉さんから呼ばれましたん?」「昼食をご一緒できないか? って」「こんな電話初めて聞いたわ!」「新聞の“首相動静欄”に宮崎哲弥と会食って載りますから」「昼飯代はタダでっか?」「当たり前やがな、呼ばれたはんのに!」とまず聞くことのない話題に、宮崎さんが帰られた後も大いに盛り上がりました。

 ニュースや他のバラエティー番組でも打ち合わせした内容はもちろん、途中で話題が変わっても、私の知る限り「それはわかりませんね」ということがなく、どんな話でも解説されていたのには感服しました。

 お笑い芸人の考察・分析をする番組のゲストでオファーした際は「関西の若手のお笑いまではわかんないよ。ホントに僕でいいの?」とおっしゃっていましたが、本番になると「このコンビが人気があるのは社会的にこういう時代だからウケて当然なんですよ」と説得力のある“宮崎節”で解説。「宮崎哲弥さえいれば番組が回る」と言われる理由を目の当たりにした一幕でした。これからもその博識ぶりを大いに発揮されて活躍されることでしょう。

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