『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
シンデレラローズ争奪戦、そうそうこれが見たい!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早いですね。ランカウイ島にいたバチェラー一行は、再びクアラルンプールへ。ここで初のローズが登場し波乱を巻き起こす……!?
【『バチェラー6』を勝手に考察】
クアラルンプールで初のお披露目となったのが、シンデレラローズです。シリーズ初のこのローズは、バチェラーとの2ショットデートを得るかわりに、0時の鐘が鳴るまでにサプライズローズをもらえなければ旅の終わりというもの。
ん? ホワイトローズとほぼ一緒に感じます。むしろ、デートをプランニングできない分、不利なのでは……?
しかし、このタイミングで2ショットしたい気持ちはみんな一緒です。誰がホワイトローズを使うか、女性陣の話し合いが始まります。そうそう、こういうのが見たかったんだよ!
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切実な西田さんと加藤さん、辻󠄀本さんの正論パンチ
2ショットに行っていない西田さんと、加藤さんは特に切実。たしかに、ここまでなんで残ってるかわからない二人ですよね……。西田さんが「次の機会に家族の話をしたい」と言ったことを引き合いに、今回は自分のチャンスだと言います。
それに対して、辻󠄀本さんが「この旅で次のチャンスがあるなんて思っちゃいけない」と正論パンチ。確かに――。
この連載でずっと言ってますが、西田さんは全然自分の良さを出せてないし、チャンスを活かせていません。なんで、駆け引きしちゃうのか!? もっと素の楽しい自分を出せばいいのに! と視聴者目線で思ってしまいます。
不器用すぎるよ西田さん……
話し合いを経て、シンデレラローズを持って久次米さんの前に表れたのは、西田さんでした。「行きたいという気持ちを貫いた」と言っていましたが、決定する瞬間も見せてほしかったです。肝心なところをカットしないでほしかったな……。放送に乗らないくらいギスギスしてたってこと?
とはいえ、なんとかシンデレラローズを勝ち取った西田さん。やっとここで見せ場が! と思いきや、めちゃくちゃ緊張していました。
ずっと顔が強張っているし、終始小声で、話もいまいち盛り上がっていない。懇親の謎かけも、不発に終わりました。なぜ耳元で囁いたのか!? 女性陣の前で見せる普段の西田さんだったら、もっとイキイキしてるはずなのに……不器用すぎるよ西田さん……。
これという盛り上がりもないまま、あっという間に0時の鐘が鳴りました。結果、ローズはもらえず。途中から、そんな気はしていました。これは無理だろうなって。会話も雰囲気も噛み合っていませんでした。でも本人的にはやりきったようなので良かったです。
西川さん終了はひとつのターニングポイント
シンデレラローズのイベントが終わった次は、毎度おなじみ2on1デートです。選ばれたのは、村岡さんと西川さん。西川さんはファーストインプレッションローズをもらったものの、以降、大きな見せ場はありませんでした。
ローズセレモニーでも、最後に名前を呼ばれるようになり、かなり焦っていると思います。かたや村岡さんは、特につまづくことなく、ここまで来た感じ。
深夜の屋内遊園地を貸し切ってのデートです。人のいない遊園地って、ちょっと不気味な感じがします。ジェットコースターに乗るくだりがありましたが、あれは先攻の村岡さんが断然有利でしたね。最初の新鮮さに勝るものはない!
後攻の西川さんは不利でした。手を繋げなかったのも痛かった。そのあとの話す順番が西川さんからというのも、不利に感じました。最後に話した人との会話のほうが、印象に残りますよね。
結果、2on1で選ばれたのは村岡さんでした。ただ、二人の会話を比べてみると、落ち着いた話ができていた村岡さんに対して、西川さんはちょっと面接っぽい感じがしました。上っ面で喋っている感じというか、心に残るテーマがなかったなぁと。
とはいえ、最終まで残りそうだった西川さんがここで終了というのは、大きなターニングポイントです。
久次米さん、なんで突然キスした?
カクテルパーティーでは、ついに加藤さんが頭角を現しはじめました。「どんなことで怒る?」という他愛もない話で盛り上がる二人。
「彼氏だったらどう?」みたいな会話をやっと見ることができました。久次米さんの自然体の笑顔を見れる機会はあまりないので、加藤さんかなり気に入られているのでは?
さらに、小田さんも、今シーズン初のほっぺにチューをもらいました。久次米さんが、なんで突然キスしたのかはわかりませんでしたが、小田さんもかなりお気に入りであることが確定しました。
なんだかんだ、「やっぱり妹にしか見えない」的なことを言われて脱落しそうな感じがしていたので、意外です。
ローズセレモニーでも、一番に名前を呼ばれたのは、小田さん。順番にローズを受け取っていく中で、最後まで名前が呼ばれなかったのは、黒澤さんでした。黒澤さんが涙する一方で、久次米さんはめちゃくちゃさっぱりしていたので、恋愛感情はなかったのかなと。
これで残りは、村岡さん、小田さん、加藤さん、辻󠄀本さん、石森さんの5名です。誰が残るのか全然読めないけど、加藤さんはここから強そうだな。第6話につづく!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6概要
配信開始日:2025年6月5日(木) 20時より独占配信開始
話数:全9話
6月5日(木)20時 第1話-第4話
6月12日(木)20時 第5話-第7話
6月19日(木)20時 第8話-第9話
製作:Amazon
©2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved
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『バチェラー・ジャパン』6代目バチェラープロフィール
久次米 一輝(くじめ かずき)
30 歳・東京都出身・医師。趣味はランニング、バイクツーリング、ドライブ。10代でイギリスに留学。順天堂大学医学部を卒業後、 順天堂大学医学部附属順天堂医院で初期臨床研修を修了し、形成外科に入局。現在は、父が理事長を務める共立美容外科に入職。
(中村未来/ライター)