本当にやりたい笑いをやり切る ヨネダ2000愛と誠の「母・娘」関係
「無邪気ですね。子どもみたい」
(ヨネダ2000・愛/NHK「アイカタ」8月25日放送)
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2021年の「THE W」(日本テレビ系)決勝が、初めての地上波テレビ出演、翌年には結成2年で「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)のファイナリストとなり、大きな話題を呼んだ女性コンビ・ヨネダ2000。その決勝では、審査員が「ずっと何をしているのか分からなかったのに笑ってしまった」などと口々に評していたように、無意味でナンセンスなネタが特徴的だ。ネタ作成者は誠(26)。彼女について、相方の愛(28)が語った言葉を今週は取り上げたい。2人は「お母さん(愛)と子ども(誠)」のような関係性だという。
吉本興業の養成所「NSC」東京校で出会った2人はそれぞれ別のコンビを組んでいたが、愛が誠を誘ってコンビを結成した。だが、当初はうまくいかず同期の男性芸人を加え、トリオに。彼を加えたのは、誠の書くネタは面白いのに、周りに理解されず結果が出ずに、愛が不安になっていたからだ。しかし、それもやがて解散。2人は別々の道を模索するが、結局「ヨネダ2000」として再出発した。