俳優・山内圭哉さん 作家・中島らもの言葉と朝ドラ「あさが来た」出演
「チェーホフを待ちながら」上演
11月にまつもと市民芸術館の舞台「チェーホフを待ちながら」に出演します。演劇や映像作品に限らず、わかりやすいもんをよしとしている世の中はもったいない、もっとわかりにくいソフトが増えたらええのにと思っています。おもろいかおもろないか、わからんまま見てる面白さもあるじゃないですか。100人見て100人とも同じ感想じゃなくて、何人かが喜劇と思って何人かが悲劇というような。「チェーホフを待ちながら」はそんなお芝居です。
(聞き手=峯田淳)
◆舞台「チェーホフを待ちながら」(11月6~9日まつもと市民芸術館、同12~16日KAAT神奈川芸術劇場) ロシアを代表する劇作家チェーホフの初期の一幕劇「熊」「煙草の害について」「結婚申込」「余儀なく悲劇役者」の4作を劇作家の土田英生が大胆に脚色。オムニバス形式で山内、みのすけ、千葉雅子らナンセンス&不条理の名手たちが「風変わりなチェーホフ」に挑む。