私は彼氏もいないのに!? 妹や弟の結婚めでたいけど…独身女のフクザツすぎる本音

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コクハク

妹・弟に結婚の先を越された女性の体験談

 妹や弟の結婚は、心から祝福したい一方で、自分が独身で先をこされた場合は複雑な感情が入り混じる出来事でもあります。「おめでとう」と笑顔で言いながら、胸の奥では複雑な気持ちに…。そんな経験をした女性も少なくありません。

 今回は、妹・弟が先に結婚したアラサー・アラフォー女性たちのリアルなエピソードを紹介します。

 祝福したいのに焦りや悔しさでモヤモヤ…。そんな「妹・弟に結婚の先を越された側」の本音を集めました。 

1. 式当日、悲しい気持ちになり涙が

「今年、妹が24歳でスピード婚しました。式当日は『本当におめでとう!』と心から祝うつもりでした。

 でも、幸せそうな妹とその姿を見守る親戚たちを見ていたら、急に自分が取り残されたような気持ちになり、涙があふれて止まらなくなりました。『自分は彼氏もいないのに』というが込み上げ、そんな自分に嫌気がさして今でも自己嫌悪になります」(29歳)

 結婚式の日は笑顔を作り続けるのにずっと必死だったそうです。

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2. 弟の奥さんにジェラシー

「2歳年下の弟が結婚したときは、純粋に嬉しかったんです。でも、弟の奥さんがとても家庭的で料理上手な人で、親が『◯◯ちゃんのご飯、本当においしい!』と褒めるたび、なぜか胸がざわつきました。別に親に褒められたいわけじゃないのに、『お嫁さん』に負けたような気がしてしまって…」(36歳)
 
 その後、実家に帰る時には彼女も手作りお菓子を持参するようになったそう。「無意識に対抗している自分がちょっと笑えて、でも少し切ない」と話してくれました。

3. 親戚の集まりでピエロ役になるはめに
「お正月の親戚の集まりで、弟夫婦が『今年は家を建てる予定です!』と発表。親戚たちは『すごいね!』『幸せいっぱいだね!』と拍手喝采。そして私には『◯◯ちゃんはまだなの〜?』と軽くイジリが入り、気まずい空気に。

 その場を明るくしようと『私はアラフォーにして相手すらまだできていないので〜!笑』と冗談で返したら、『よ、生涯独身貴族!』と笑いが起き、完全にピエロ役になってしまいました」(38歳)

 失礼な親戚に笑顔で返しながらも、心の中では号泣だったそうです…。

4. ブーケトスで晒し者気分

「妹の結婚式で『独身女性は前に集まって!』とアナウンスされ、親戚やゲストの視線が一斉に自分に…。妹が『お姉ちゃん、頑張って!』と笑顔でブーケを投げてくれたけど、その瞬間、まるで自分が晒し者にされているような気持ちになりました。

 本当は祝福のイベントなのに、逃げ出したいくらい恥ずかしかったです」(33歳)

 たしかに参加資格が「独身」のブーケトスは、なかなかシビアなイベントかも。妹さんからの応援を素直に喜べなかったそうです。

5. 孫が欲しいアピールをされなくなった

「妹が先に出産してから、両親が『孫が欲しい』と言わなくなりました。以前は会うたびに『いい人いないの?』と聞かれていたのに、今は妹の子どもに夢中で、私には『仕事、頑張ってね』としか言わなくなったんです。うるさいくらいのプレッシャーが消えてラクにはなったけど、同時に『もう私には期待していないんだな…』と感じてしまい、複雑です」(35歳)

 とはいえ、妹さんの赤ちゃんは純粋に可愛くて癒されているそう。「出産してみたい気持ちが少しあるのかも…」とのことでした。

結婚の先を越されても劣等感を抱く必要はない

 妹や弟が先に結婚すると、喜びだけでなく焦りや嫉妬もわきあがるのが自然なのかもしれません。

 その感情は「自分も幸せになりたい」という気持ちの裏返し。自分らしいペースで幸せを見つけたいですね。


(恋バナ調査隊/ライター女子部)

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