「粉ミルクがない。助けて」善意を試す電話に米牧師が支援を即答! 動画が大バズりで教会に寄付殺到
教会の牧師たちは本当に困っている人を助けるだろうか――アメリカで行われたあるソーシャル実験がネット上で爆発的な反響を呼んでいる。
TikTokの人気クリエイター、ニカリー・モンローさんは、「SNAP(食料支援プログラム)の給付が一時停止され、赤ん坊のために粉ミルクを買えない母親」を装い、全国の教会に電話をかけ、助けを求めた。
対象となった教会の中で、際立った対応を見せたのが、ケンタッキー州サマセットにある小さなコミュニティー教会「ヘリテージ・ホープ・チャーチ・オブ・ゴッド」のジョニー・ダンバー牧師(69)。モンローさんの切実な訴えを聞くと、躊躇なく助けに応じた。牧師はモンローさんに粉ミルクの種類や量を尋ね、必要ならば自ら店頭に足を運んで購入する旨を伝えたのだ。
この答えにモンローさんは涙ぐみ、「実は…これはソーシャル実験で、私は本当は困っているわけじゃないんです。でも、あなたの言葉に感動しました。本当に素晴らしい方です。本当にありがとうございました」と真相を明かした。すると牧師は驚きながらも「そうだったんですか……でも、困ってる人がいたら助けるのが私たちの役目なのです」と答えた。


















