「時代に挑んだ男」加納典明(66)100歳までに絵画でもトップに。「そこまでやらないと気が済まない」
「親父の影響です。顔向けできない」
加納「結婚してないですね。で、外国人と付き合ってて、それと添い遂げりゃいいなと思ってたんですけど、結局別れてしまって。髪結いやってます。美容師。その下の弟は俺の助手をやっていた。8歳下で一番年も離れてるし、俺が写真やる時に助手をちょっとさせました。俺は嫌だったんだけど『そう言わずに使ってやれよ』って親父に言われて。今でも写真で生きてますよ」
増田「たまにご兄妹で一堂に会することはあるんですか」
加納「ありますね。電話でもときどき話すね。兄妹の心配なんか全然しなかったんだけど、この年になるとやっぱりちょっと気になりますね」
増田「名古屋に行かれることは?」
加納「ありますよ。行くとみんな喜ぶし。で、妹がやってる小料理屋とか行くと俺に会いたがってるお客さんもいるしね」
増田「ご実家はまだあるんですか」
加納「いや、それはもうないですね」


















