立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

公開日: 更新日:

 高市早苗首相のお先棒担ぎで、牽強付会の「台湾有事」に拍手を送り、中国に屈するなと気炎を上げる芸能人が、テレビ番組で重宝されている。

 立川志らく落語家)は「なぜ高市さんをそこまで非難するのか。あなたがたは日本人じゃないの?」と挑発し、山里亮太お笑いタレント)は「政権を叩くようにもっていったら、むしろ相手(中国)の思うつぼ」と言い、杉村太蔵(元衆院議員)は「言い過ぎ答弁」を引き出した質問者の岡田克也議員(立憲民主党)が悪いと言わんばかりだ。

「高市に賛同しないのは非国民」と言ってるようなものなのだが、それを情報バラエティーの「ひるおび」(TBS系)、「DayDay.」(日本テレビ系)、「サンデージャポン」(TBS系)はそのまんま垂れ流した。

 芸能人ではないが、「news every.」(日テレ系)のメインキャスター森圭介アナは「これ(高市答弁)の何が問題なのかを、改めて知りたいところです」と公正中立をかなぐり捨てて支持し、「サン!シャイン」(フジテレビ系)では元朝日新聞編集委員の峯村健司が「台湾有事に向けた前哨戦は始まっている」とあおる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発