芦田愛菜"好感度トップレベル”でも女優で空振り続きのナゾ…映画「果てしなきスカーレット」が危険水域
映画製作には、日本テレビが“局のプライドを懸けたプロジェクト”として参入。同社の福田博之社長らも今月1日の定例記者会見で「残念ながら思いのほか苦戦。我々が想定した興収からはかけ離れた数字のスタート」「これを見ていただかないのは残念」と表情を曇らせていた。
この想定外の苦戦に芸能記者たちから上がっているのが、「好感度が抜群に高い芦田の出演作なのにナゼ?」という素朴な疑問の声だ。芦田は毎年12月初めに発表される「タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター社)で22年の“女王”に輝き、それ以降も川口春奈(30)と激しい女王争いを繰り広げている。好感度の高い芦田が老若男女に支持されているのは明らかなのだが、これが「女優人気」と結びついているかは実は問題なのだ。
例えば芦田が主演した22年6月公開の映画「メタモルフォーゼの縁側」は、脚本を「いま、会いにゆきます」(04年10月公開/東宝)で興収約48億円を記録した岡田恵和(66)が手掛け、共演者になにわ男子の高橋恭平(25)、宮本信子(80)を揃えたが、最終興収は約1億8500万円で終わっている。これは製作費を回収できたかどうかさえも疑わしいレベルの数字。つまり、好感度や訴求効果と、出演作品の客入りや視聴率が常に正比例するとは限らないということだろう。


















