“脇役中の脇役”仲野太賀に秀吉を補佐する弟・秀長はまさにハマリ役 NHK大河「豊臣兄弟!」スタート

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兄・秀吉(池松壮亮)の出世を喜びながらもどこかさみしい補佐役…

「アメリカのトランプ大統領中国習近平主席、ロシアのプーチン大統領ら、王様気取りのトップたちはみな有能な補佐役がいない。忠実な側近がいたから上り詰められたのに、偉くなったら、諫言をうるさく思い、自分の座を脅かすのではないかと切ってしまった。いま、彼らの周りにいるのは、追従を並べて取り入ろうという連中ばかりですよ。あの3人にもし秀長のような補佐役がいたら……と思いながら大河を見るのも、面白いかもしれません」(テレビドラマ批評家)

 たしかに的確なアドバイスをする賢者が身近にいれば、トランプも少しは自制するだろうし、習近平は唯我独尊に気づく。プーチンはウクライナに侵攻したりしなかったはずだ。秀吉も秀長の死後、千利休を切腹に追い込んだり、朝鮮に出兵したりと暴走が始まる。

 そして、仲野太賀の秀長は楽しみだ。朝ドラ「虎に翼」ではおのれを捨てて伊藤沙莉のヒロインを助ける優しい下宿生、「新宿野戦病院」(フジテレビ系)では小池栄子の元軍医を手伝うボンボン医師と、いつも主役をもり立てる役どころだった。“脇役中の脇役”の秀長は、まさに仲野のハマリ役。兄の出世を喜びながらも、どこかさみしい補佐役を魅力いっぱいに演じるだろう。

(コラムニスト・海原かみな)

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