高市首相は今の天皇や上皇が嫌で嫌でならない 保守派のホンネは天皇制「崇拝」ではなく「衰退」

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 しかし、安倍氏はピシャリと叱りつけたという。
『君は政治の現実を何も分かってない!』」

 今から26年前、高市議員は憲法調査会で、「日本国民は、恒久の平和を念願し──」という憲法の前文に噛みついて、「このおめでたい一文を改憲の機会があれば真っ先に変えようと思っています」といい放ったという(しんぶん赤旗日曜版〈6月14日付〉「金平茂紀のメディア日誌」から)。おめでたいのは彼女のほうだ。

 高市首相は「平和」「戦争責任」「反省」という言葉が大嫌いなようだ。したがって、上皇や今上天皇が広島、長崎、沖縄だけではなく、多くの日本兵が亡くなった激戦地を訪れ、平和の尊さ、二度と戦争はしないという「お言葉」を発することが気に食わないのだ。

 象徴的だったのは、4月29日に日本武道館で行われた政府主催の「昭和100年記念式典」。天皇皇后両陛下が入場の際、先導したのは木原稔官房長官。昭和43年10月の「明治百年記念式典」では、佐藤栄作首相が先導していた。

 式辞を高市首相が述べ、「日本列島を、強く豊かに」などとトランプ大統領のようなキャッチフレーズを喜々として主張したが、なぜか、天皇の「お言葉」はなかった。

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