純烈・酒井一圭「早よせな、人生は時間が限られてるで」 50代の今後と中高年の“再挑戦”にかける言葉
現在、51歳「早よせな、人生は時間が限られてるで」
──プロデューサーとしてのポリシーのようなものは。
「人がやらないことをする。純烈は風呂屋から水道管通ってNHKホールへ(※健康センターの舞台から紅白歌合戦出場の意)。モナキは広告費を1銭もかけずバズらせたろと。そんな無謀にも見える目標を成し遂げることが楽しいんです。あと、ポリシーじゃないですが、僕は入院すると運気が良くなるんです(笑)」
──純烈結成のアイデアが、複雑骨折で入院中に浮かんだというエピソードでしょうか。
「そうですね。ほかにも今年はサカイワンパクオー(前川清さんとの共同所有馬)とモナキがデビューする年やからと、1月の頭に数日入院しました。手術の必要はなかったんですけど、出べそを治してみようと。できることは全部仕込んだうえで、『あとは入院したからうまくいくはずや』みたいなことを真剣にやってます」
──酒井さんは現在、51歳。この先をどう考えていますか?
「50代に入って、衰えも感じます。父が70歳で亡くなってるので、仮に人生あと20年。最後の10年を闘病とすれば、仕事ができるのはあと10年。純烈で歌うのもしんどいけど、もっとしんどそうなおばちゃんが、足を引きずって杖をついて見に来てくれてるから、やれるところまではやろうと。あとは作り手や出役(でやく)をさらに5人ぐらい見つけて、一緒に飯食いながら、『俺はこう考えたよ』と僕の志を伝えられたらと。それが孫、ひ孫みたいに広がってくれたら楽しい老後やし、僕が死んでも何かが残るというのはうれしい」
──現在、「純烈セカンドチャンスオーディション2026」の選考を進めている酒井さん。中高年からでも人生を変えたいと思っている人に、かけられる言葉はありますか?
「一歩前に出る、ほんまにそれだけ。ダメなら下がればいい。基本ダメだし、僕もうまくいこうとか思ってないもん。成功か失敗か、100点か0点かの物差しやなくて、やりたいのか、面白いのか、それだけでええんちゃうと。早よせな、人生は時間が限られてるで」
(聞き手=望月ふみ)
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