スーパーエルニーニョで暖冬でもドカ雪危機…今季も遅い富士山初冠雪が“迷走寒気”襲来の伏線か
今夏は各地で豪雨災害に見舞われたが、冬も警戒が必要だ。
富士山の初冠雪が、先月30日に確認された。今季から観測方法が変更されたため単純比較はできないが、昨年より7日、平年より28日遅い観測だ。観測史上最も遅い11月7日に初冠雪が観測された一昨年は、地球温暖化が原因ではないかとの指摘もあった。
その温暖化だが、これまで言われてきた以上に、深刻な異常気象をもたらしていることがわかった。気象庁は先月23日、今年8~9月に相次いだ大雨についての分析結果を公表した。東海や北陸、千葉などで甚大な被害をもたらした6事例でシミュレーションしたところ、温暖化していないと仮定した場合と比べると、降水量が15.7~22.9%多かった。気温が上がったことで空気中の水蒸気が増え、積乱雲がより発達したとみられる。
今年は太平洋全体の海面水温が高くなる「スーパーエルニーニョ」が発生している。これからの季節も海面水温が下がらないため、秋以降は暖冬になるとの予想だ。ならば、穏やかな天気になるのかと思いきや、三重大大学院教授の立花義裕氏(気象学)は「ドカ雪の危険がある」と、こう続ける。


















