阪神・平田勝男ヘッドは独裁的な藤川監督にモノを言えるか? 4コーチ退団で託された“空中分解”阻止の大役
1日、阪神が高知・安芸で秋季キャンプをスタートさせた。初日から約1時間、攻撃のサインプレーを確認。新任の野村克則作戦統括コーチ(53)が選手を集めて練習の意図を説明し、藤川球児監督(46)も円陣のそばで耳を傾けた。指揮官は先日、今キャンプを「組織力を上げていくための期間」と位置付け、リーグ3連覇へ向けたチームづくりを強調しているが、このキャンプで問われるのは、選手の結束以上に首脳陣の結束ではないか。
球団史上初のリーグ連覇を果たし、2029年まで契約を延長した藤川監督だが、今オフは藤本敦士総合コーチ、小谷野栄一打撃チーフコーチ、上本博紀打撃コーチ、梵英心ファーム打撃コーチの4人が相次いで退団。現場での求心力低下を懸念する声は根強い。年上のコーチにも自身への敬語を求め、選手起用から一、二軍の入れ替えまで自分で決めたがる強権的な指揮ぶりが、軋轢を生んできたともいわれる。
新体制はフロント主導で人選が行われ、嶌村球団本部長は平田勝男ヘッドコーチ(67)の3年ぶりの一軍復帰を「一番大きなポイント」とし、「平田、野村が藤川監督を支える」と説明。藤川監督も「キーポイントは全て平田さんでした」と言っている。


















