松下奈緒「アナログナース」絶好調の陰にある課題…冨永愛の“強敵ぶり”がシリーズ化のカギに
「デジタル=悪、アナログ=正義、と言い切れるわけではないことも視聴者は理解した上で、この分かりやすい構図を楽しんでいると思います。初回ラストの“静さん&歩ちゃん”の出演をはじめ、高橋英樹さん演じる院長の名前が百井太郎で“モモタロウ”とか、松下さんが突然歌い出す昭和歌謡とか、リアタイ視聴層へのサービス精神が盛りだくさんでした。でも、それだけではネット上での評価は上がりにくいかもしれません」と語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。さらに「デジタル化に戸惑う世代にとっては楽しいドラマになっているとは思いますが……」と、こう続ける。
「“だからデジタル一辺倒はよくないんだよ”と留飲を下げる見方もあってもいいし、そこに振り切っても別にいいと思うんです。冨永愛さん(44=写真右)が演じるデジタル推進派の最高責任者“マデカヨ”と、松下さん演じるデジタル嫌いのアナログナース“那須田灯”の長身美女の対立も、見やすい。でも、初回序盤のカンファレンス場面で、マデカヨが、『シミュレーション』のことを『シュミレーション』って堂々と言っちゃうんですね。“アナログの敵”の弱みとしてわざとそうしたのかもしれませんが、序盤はせめて“絶対的な強敵”であってほしいから、言葉は正しく使ってほしかったなと。ヒーローもののセオリーだったら、アナログがデジタルに追い詰められる局面も出てくるとは思いますけど」


















