宝田明 ミス・ユニバースとの離婚騒動

公開日: 更新日:

■1984年1月

 54年の映画ゴジラ」の主演でブレークし、昭和30年代には東宝の二枚目トップスターとして活躍した宝田明。結婚は66年4月29日、32歳の誕生日のこと。相手は59年のミス・ユニバース第8回大会で東洋人として初の優勝という快挙を成し遂げたモデルの児島明子(当時29)だった。

■56年に交際スタート

 知り合ったのは児島が大阪でファッションモデルとして活動していた54年ごろ。しかし、当時は単なる知人で、本格的な交際が始まったのは56年に児島が上京してから。もっとも、児島はミス・ユニバースを獲得し、宝田も東宝のスターとして人気急上昇中。一時は、スキャンダルを恐れて大っぴらに会うこともできない状態になり、話はなかなか進まなかった。

 しかし、宝田が「彼女が好きだ。こんなボクについてきてくれるなら結婚する」と宣言すると、児島も「男のお友達の中では一番親しくしています」とコメント。宝田の所属事務所も「明日(結婚)したいと言ってきても東宝はそれに反対する理由はありません」と語るなど、熱愛情報は繰り返し芸能マスコミを賑わせた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし