目上を籠絡し後輩たらし込む…清原和博の“ヤクザ的気質”

公開日: 更新日:

 清原和博(48)はヤクザの世界に憧れた。

 携帯電話には6代目山口組の中核組織のストラップ。飲み屋では、暴力団幹部との交遊を声高に自慢した。薬物疑惑が取り沙汰される直前、巨人の沖縄キャンプを訪れた際の白のスーツ姿はヤクザそのものだった。

「イタリア製のスーツを着込み、サングラスと素足に白の革靴。頭髪を短く刈り込み、鼻の下にはちょび髭。モデルは6代目山口組の司組長ですよ。そんな格好の6代目の写真が載った実話誌を片手に、『カッコええなぁ』と言ってましたから」(関係者)

 週刊文春2月18日号にも、清原が通い詰めたサウナの常連客が明かした話として、〈司忍組長が立ち上げた弘道会の中核組織『司興業』の森健司組長が店のサウナの入り口で清原とすれ違い、『おう、清原さん』と声をかけたことがあったのです。清原は『森さんに声かけてもらった。すごい!』と興奮気味に何度も声に出して喜び(中略)走り寄って、何かを話していました〉と書いていた。

 そういう志向は、現役時代から日々の言動に表れた。日頃から、「義理事だけは大事にせないかんぞ」とヤクザのような物言いで後輩選手を“教育”していた清原。実際にこんなことがあった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」