著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

「午前0時の森」セクハラ発言問題の根底は、テレビ局が「アウト」の境界が分からないこと

公開日: 更新日:

■自分は面白いと思い込んでいる

 セクハラ発言をしていることに気づかない人は、「自分は面白ことを言っている」という自負を持っていることが多い。さらに相手が面白い返しをしてこないことに対して、「つまらないやつ」「笑いがわかっていない」というパワハラ的な傾向もあるため、そういう人は本来、地上波向きとは言えない。関西のテレビ局などでもハゲやデブなどの容姿いじりはやめようという流れになりつつあるし、ちゃんと頭がよい、センスのある人は誰かを落とさずとも笑いがとれる。サンドウィッチマンぺこぱのような誰も傷つけないお笑いスタイルを好む流れもあるし、毒舌にみえる有吉弘行氏もきちんと相手が傷つかないラインを選んで発言している。

「にわかに信じられないでしょうが、今の時代の流れに逆らうように『コンプラ的にアウトな人を地上波の生放送に出す』ことが尖っていて、自分たちは攻めた笑いを提供するテレビを作っているのだと信じている人が、まだ本当にテレビ局にはいるのです」(民放関係者)

 相手に不快な思いをさせたり、傷ついた時点で「いじり」ではなく「いじめ」になる。今回のようなことが続くといよいよ視聴者のテレビ離れは加速する。表現の自由は守られなくてはならないが、それにあぐらをかいたテレビ局の病巣は修復が必要だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 3

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  4. 4

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  2. 7

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  3. 8

    国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

  4. 9

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  5. 10

    西武は渋谷店閉店、池袋本店はヨドバシカメラに…海外ブランドに振り回される国内百貨店の実態