エラの張った顔は要注意 「歯ぎしり」は全身を壊す危険な悪癖

公開日: 更新日:

 いわゆる「エラの張った顔」は骨格によるものと思われがちだが、実は歯ぎしりや噛みしめによって咀嚼筋が発達し、厚くなってしまったものだという。

■ある程度は自分で緩和できる

 歯ぎしりの被害は口の周辺だけではない。

「筋肉は筋膜によってつながっています。咀嚼筋が疲労してくれば、首や肩の筋肉にも悪影響を及ぼし、頭痛肩こりを引き起こします。また、平衡感覚をはじめいろいろな脳神経を必要以上に刺激してしまうので、めまいやさらには胸の痛み、呼吸困難などの原因にもなるのです」

 もし、歯ぎしりの圧力によって右の歯が壊れた場合、バランスを取ろうとして体は左側に傾き、背骨が曲がってしまう。すると傾いている方の内臓や血管、神経が圧迫され、さまざまな病気につながっていく。

 歯ぎしりを甘く見ていると、いずれ全身まで破壊される。気付いたら一刻も早く解消したい。

 林医師によれば、歯ぎしりはある程度まで自分で緩和できるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃