糖尿病のセカンドオピニオン 受けるべき「3つの判断材料」

公開日: 更新日:

■ひとつでも当てはまるなら他の専門医に相談を

 患者側が日頃から自分の状態をチェックしておくことが大切だ。セカンドオピニオンを受けるべき「判断材料」は3つある。

(1)頻繁に低血糖を起こし、フラフラしたり、不快感を感じることが多い。
(2)薬を飲んだあと、お腹がすいて仕方がない。
(3)薬を飲み続けてから、体重がどんどん増えている。

「いずれも低血糖を起こしていると考えられます。3つのうちどれかひとつでも当てはまる場合は、早い段階でセカンドオピニオンを求め、他の専門医に相談してみることをおすすめします。薬を飲んでいるのに、HbA1cがずっと8%を超えている患者さんも、いまの治療法で正しいかどうかを疑ってみたほうがいいでしょう」

 日本糖尿病学会のホームページを閲覧すれば、自宅の近隣に糖尿病専門医がいるかどうかを調べることができる。東京在住なら、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」というサイトが参考になる。糖尿病専門医がいる病院や、どのぐらい患者がいるか、どんな治療ができるかなど、さまざまなデータが掲載されている。まずは、該当する医師がいる病院に相談すればいい。

 信頼できない医師の言いなりのままでは、自分の身は守れないのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動